転職後の企業型DCを放置すると手数料で減る
iDeCo移換の落とし穴
2026-04-27 公開
この記事でわかること
- ✓企業型DCは退職後に手続きしないと、自動移換されて運用が止まる
- ✓自動移換中は資産が増えず、管理手数料だけが引かれる
- ✓転職先の企業型DCかiDeCoへ、原則6か月以内に移す段取りを取る
退職や転職で見落とされやすいのが、企業型DCの資産だ。 給与明細には出ていたのに、退職後は書類が届くだけで何をすればいいか分かりにくい。
問題は、放置しても消えない代わりに、いい状態でも残らないことだ。 手続きをしないと自動移換され、運用されないまま手数料だけ引かれる。
退職後のDCは「あとで見る」ではなく、移換先を先に決める。
移換先は3択になる
転職先の企業型DCへ移換
手数料を抑えやすい
最もお得
転職先に制度がある場合
iDeCoへ移換
自分で運用継続
転職先に企業型DCがない場合の有力候補
放置して自動移換
運用停止+手数料
資産が増えず、管理手数料だけ引かれる
放置が一番高くつく
自動移換は一時避難先であって、運用先ではない。運用が止まり、手数料だけ引かれるため、転職先DCかiDeCoへ移す方が基本線になる。
退職後にやる3ステップ
- 1
退職時にもらう企業型DCの資格喪失通知を捨てずに保管する。
- 2
転職先に企業型DCがあるか、人事・福利厚生資料で確認する。
- 3
移換期限を過ぎる前に、企業型DCかiDeCoのどちらへ移すか決める。
iDeCoに移す前に見ること
iDeCoへ移す場合、金融機関を自分で選ぶ。見るべきなのは、口座管理手数料と商品ラインナップだ。 同じインデックス型投資信託でも信託報酬が違うため、長期では差が出る。
転職先に企業型DCがあり、低コスト商品がそろっているなら、そちらへ移す方が管理が簡単なこともある。 「iDeCoが常に正解」ではなく、転職先の制度の有無で判断する。
あなたの場合はどうか、確認してみませんか?
