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iDeCo

iDeCo節税シミュレーター —
年収・掛金別の節税額をすぐ確認

iDeCoの掛金は全額が所得控除になる。年収や税率によって節税額は大きく変わる。 スライダーで自分の数字を入れて確認してほしい。

この記事でわかること

  • 掛金は全額「小規模企業共済等掛金控除」として課税所得から差し引かれる
  • 年収500万・月2万円で年間約6万円、30年で約180万円の節税効果
  • 会社員の上限は現在月23,000円。2026年12月以降は月55,000円に拡大予定

iDeCoが節税になる仕組み

iDeCoの掛金は、払った年の課税所得から全額が引かれる。 課税所得が減ると、そこにかかる所得税と住民税が両方減る。 これが「節税」の中身だ。

節税額の計算式

年間節税額 = 年間掛金 × (所得税の限界税率 + 住民税10%)

例:月2万円 × 12ヶ月 = 24万円。税率30%(所得税20%+住民税10%)なら 24万 × 30% = 7.2万円/年

住民税は全員一律10%。所得税は課税所得によって5〜45%と幅がある。 年収が上がるほど節税効果も大きくなる構造だ。

課税所得と所得税率(2026年版)

課税所得所得税率住民税込み合計
〜195万円5%15%
195〜330万円10%20%
330〜695万円20%30%
695〜900万円23%33%
900〜1,800万円33%43%
1,800〜4,000万円40%50%
4,000万円超45%55%

※課税所得は年収から給与所得控除・基礎控除・社会保険料控除などを引いた額。年収とは異なる。

自分の節税額を計算する

iDeCo 節税シミュレーター

掛金上限: 月23,0002026年12月以降:月55,000円に拡大予定

500 万円
20011002000
20,000
5,000円34,000円68,000円

所得税率(限界)

10%

住民税率

10%

合計還元率

20%

年間節税額

48,000

月換算 4,000

実質月額コスト

16,000

掛金20,000円 − 節税4,000

30年間の累計節税額

1,440,000

年間48,000円 × 30年

概算値。給与所得控除・基礎控除58万(2026年〜)・社会保険料控除は年収の14.5%で試算。

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加入区分別の掛金上限(2025年時点)

掛金の上限は加入区分によって異なる。会社員は2026年12月に大幅拡大が予定されている。

加入区分現在の上限2026年12月〜
会社員・公務員(企業年金なし)2026年12月に拡大予定月23,000円月55,000円(予定)
会社員(企業型DCのみ)DC+iDeCo合算で月55,000円上限月20,000円変更なし
会社員(確定給付型年金あり)DBとの合算調整あり月12,000円変更なし
自営業・フリーランス(第1号)国民年金基金との合算月68,000円変更なし
専業主婦・主夫(第3号)月23,000円変更なし

企業年金なしの会社員は2026年12月が転換点

月23,000円→55,000円への拡大で、年間最大66万円が所得控除の対象になる。 年収800万円(税率合計33%)なら年間最大約21万円の節税効果になる計算だ。

節税だけじゃない — iDeCoのリスク4つ

節税効果が大きい分、理解せずに始めると後悔するポイントがある。

60歳まで引き出せない

原則として60歳まで資金を動かせない。2024年改正で加入10年未満の場合は受取開始が遅くなるルールがある。生活防衛資金(6ヶ月分の生活費)を別に確保してから始めること。

受取時に税金がかかる

受け取るとき、一時金なら退職所得、年金形式なら雑所得として課税される。現役時代の節税効果が大きい人ほど、受取時の課税設計も重要になる。退職金とiDeCoを同じ年に受け取ると控除枠が共有される点に注意。

運用リスクがある

元本保証の定期預金型もあるが、投資信託を選ぶと元本割れの可能性がある。ただし節税効果が年率換算で数%になる場合も多く、定期預金型でも節税効果だけで十分なメリットがある。

手数料がかかる

加入時に2,829円(国民年金基金連合会へ)、運営管理機関に口座管理手数料(年間数百〜数千円)がかかる。証券会社系のiDeCo(SBI・楽天など)は口座管理手数料が無料なので、選択先として有力。

得する人と向いてない人

得する人

  • 所得税が10%以上(年収330万円の課税所得以上)
  • 60歳まで手をつけない余剰資金がある
  • 生活防衛資金6ヶ月分がすでに確保できている
  • 企業年金のない会社員・自営業者

向いてない人

  • ×課税所得が195万円以下(税率5%)で節税メリットが薄い
  • ×数年以内に住宅購入や大きな出費が控えている
  • ×生活防衛資金が3ヶ月分未満
  • ×退職金と同時受取で控除枠が食い合う見込みがある

まとめ:iDeCoは節税の確定路線だが、順番がある

iDeCoを始める前に確認すること

  1. 1. 生活防衛資金(月収×6)が確保できているか
  2. 2. 住宅購入など60歳前の大きな出費がないか
  3. 3. 退職金との受取タイミングで控除枠が重ならないか
  4. 4. 証券会社系iDeCo(口座管理手数料無料)で口座開設

iDeCoの節税効果は確実で、特に30〜50代の会社員にとって30年スパンで見ると 数百万円規模になる。ただし「60歳まで動かせない」という制約は本物だ。 余剰資金の範囲内で、新NISAと並行して活用するのが現実的な設計になる。

よくある質問

Q. iDeCoで年収500万円の会社員がいくら節税できますか?

A. 月2万円を掛けた場合、年間約6万円(所得税+住民税)の節税効果があります。30年継続すると累計で約180万円の節税になります。

Q. iDeCoの掛金は全額控除されますか?

A. はい。iDeCoの掛金は全額「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除になります。掛金全額が課税所得から差し引かれ、所得税と住民税が軽減されます。

Q. 会社員のiDeCo掛金上限はいくらですか?

A. 企業年金のない会社員は月23,000円(2025年時点)。2026年12月以降は月55,000円に拡大予定です。企業型DCのみ加入は月20,000円、確定給付型ありは月12,000円が上限です。

Q. iDeCoにデメリットはありますか?

A. 60歳(条件により65歳)になるまで原則引き出しできません。受取時に退職所得または雑所得として課税されます。掛金は運用リスクがあり、元本割れの可能性があります。

iDeCoと新NISAの優先順位、自分の収入・状況で確認したい方へ。

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