iDeCo
iDeCoと住宅ローン控除を同時に使うと
節税が薄くなることがある
2026-05-06 公開
この記事でわかること
- ✓iDeCoは所得控除、住宅ローン控除は税額控除で、効く場所が違う
- ✓所得税が少ない人は、住宅ローン控除を使い切れない可能性がある
- ✓節税額だけでなく、60歳まで引き出せない流動性コストも同時に見る
iDeCoは掛金が全額所得控除になる。住宅ローン控除は、計算された税額から直接引く税額控除だ。
この2つは名前が似ていても、税金の計算では順番が違う。iDeCoで所得を下げたあとに所得税が小さくなり、そこから住宅ローン控除を引く。
見るべきなのは「控除があるか」ではなく、控除を引く先の税額が残っているかだ。
同時利用で見る3つの状態
所得税が十分残る
両方効きやすい
最もお得
iDeCoで所得を下げても、住宅ローン控除を引く税額が残る
所得税が少ない
控除しきれない
住宅ローン控除の一部が使い切れず、住民税側の上限にかかることがある
流動性を優先
NISAも候補
節税より現金余力を優先する局面では、iDeCoを急がない
節税制度は足し算ではない
iDeCoと住宅ローン控除は両方使える。ただし所得税額が小さい世帯では、控除の名前が増えても手取り改善が同じだけ増えるとは限らない。
始める前の行動指針
- 1
源泉徴収票で所得税額を確認し、住宅ローン控除を引く前の余地を見る。
- 2
iDeCo掛金で減る所得税・住民税と、住宅ローン控除の使い切り状況を分けて見る。
- 3
60歳まで引き出せない資金なので、返済・修繕・教育費の現金を先に残す。
あなたの場合はどうか、確認してみませんか?
