学生の国民年金を親が払うと、親の税金が下がる
猶予と親支払いの比較
2026-04-27 公開
この記事でわかること
- ✓学生納付特例は支払いを先送りする制度で、免除ではない
- ✓親が学生の国民年金保険料を払うと、親の社会保険料控除にできる
- ✓年約21万円の保険料は、家族単位では『誰が払うか』で税効果が変わる
20歳になると、学生でも国民年金の保険料が発生する。 多くの人は学生納付特例で猶予するが、これは支払いが消える制度ではない。
もう一つの選択肢が、親が学生の国民年金を払う方法だ。 生計を一にする親族の社会保険料を負担した場合、払った人の社会保険料控除にできる。
学生本人だけで見ると猶予が楽でも、家族全体では親支払いが有利になることがある。
3つの選択肢を比べる
学生納付特例で猶予
今の支払い0円
将来追納しないと年金額は増えない
学生本人が払う
年約21万円負担
本人に所得が少ないと控除効果は小さい
親が払う
親の控除対象
最もお得
親の所得税・住民税を減らせる
家族単位で見る
学生本人に所得がほぼないなら、本人が払っても控除効果は小さい。 親が負担できるなら、親の社会保険料控除として使えるかを確認する価値がある。
判断する順番
- 1
学生本人の収入と、親の所得税率を確認する。
- 2
親が払う場合は、誰が実際に負担したか分かるように記録を残す。
- 3
猶予を選ぶなら、卒業後に追納するかどうかを年単位で決める。
猶予は悪くない。ただし未納とは違う
学生納付特例は、所得が少ない学生にとって重要な制度だ。 未納と違い、障害基礎年金などの受給資格期間には反映される。
ただし、老齢基礎年金の受給額には、追納しない限り反映されない。 「今払わない」選択をするなら、卒業後に追納するかどうかまで含めて決める。
あなたの場合はどうか、確認してみませんか?
