年金
年金を60歳から繰上げるか、貯金を5年取り崩すか
2026-05-18 公開
この記事でわかること
- ✓60歳から5年繰上げると、減額率は最大24%。月10万円なら月76,000円になる
- ✓貯金600万円で5年間を月10万円補えれば、65歳以降の年金額を削らずに済む
- ✓短時間労働で月5万円を足せるなら、必要な取り崩しは5年で300万円まで下がる
60歳で仕事を減らすと、65歳までの5年間をどう埋めるかが問題になる。そこで年金の繰上げ受給が候補に出る。
ただし繰上げは、早く受け取る代わりに年金額そのものが下がる。日本年金機構の説明では、昭和37年4月2日以後生まれの減額率は1か月あたり0.4%で、60か月繰上げると24%減る。
目先5年の資金不足と、65歳以降ずっと続く減額を同じ表に置く必要がある。
月10万円の年金見込で比べる
60歳から繰上げ
月76,000円
月10万円想定なら24%減額が生涯続く
貯金を取り崩す
600万円
最もお得
月10万円×60か月。65歳以降は満額想定
一部就労で補う
月5万円
取り崩しを300万円まで圧縮
結論は寿命ではなく資金繰りで決まる
繰上げは早く受け取れる制度だが、5年繰上げなら月額は24%減る。65歳までを貯金や収入で埋められる人は、繰上げしない選択の価値が大きい。
判断の順番
- 1
ねんきん定期便の65歳見込額を月額に直し、繰上げ後の月額を計算する。
- 2
60〜65歳の不足額を、貯金・退職金・短時間労働で何か月埋められるか見る。
- 3
繰上げは一度請求すると減額が生涯続くため、生活費不足の最後の手段として扱う。
あなたの場合はどうか、確認してみませんか?
