節税
10万円を経費にしても10万円得するわけではない
節税と現金流出の違い
2026-07-06 公開
この記事でわかること
- ✓経費は税金を減らすが、支払った現金が戻るわけではない
- ✓税率20%の人が10万円使うと、税金は約2万円減っても手元資金は約8万円減る
- ✓節税目的の不要な買い物は、税金より大きく現金を減らす
「経費で落とせるなら買った方が得」と言われることがある。だが経費は無料券ではない。支払った金額がそのまま戻るのではなく、利益が下がり、その分だけ税金が減る。
必要な支出なら経費にするべきだ。問題は、不要なものまで節税目的で買うこと。税金は減っても、現金はそれ以上に出ていく。
節税の目的は、税額を小さく見せることではなく、手元に残る現金を増やすことだ。
10万円支出の見え方
買わない
手元0円減
最もお得
税金は減らないが現金も出ない
必要経費
実質8万円負担
税率20%なら税金2万円減のイメージ
節税目的で買う
手元8万円減
不要なら現金を減らすだけ
税金だけを見ない
税金が2万円減っても、10万円を払えば現金は差し引き8万円減る。必要ない支出なら、買わないことが一番手元資金を守る。
支出前の行動指針
- 1
その支出が売上、時間短縮、リスク低下のどれに効くかを1行で書く。
- 2
税率20%なら、10万円の経費で減る税金は約2万円と考え、差し引き8万円の現金流出を見る。
- 3
決算前の駆け込み支出は、来年も使うものか、今年だけの見栄えかを分ける。
あなたの場合はどうか、確認してみませんか?
