車の維持費の全体像
— 税金・保険・駐車場・車検を合計すると年間いくらか
2026年3月31日
この記事でわかること
- ✓普通車(地方・自宅駐車場)で年間38〜45万円が最低ライン
- ✓都市部に月2万円の駐車場を借りると年間62〜70万円超になる
- ✓任意保険と車検の見直しで年間2〜10万円の削減余地がある
- ✓軽自動車は普通車より年間10〜15万円安くなることが多い
「車の維持費」と聞いて思い浮かべるのは、自動車税・保険・車検くらいだろう。 しかし駐車場・ガソリン・タイヤ交換・オイル交換まで全部足すと、 金額は思っていたより大きくなる。
都市部で月2万円の駐車場を借りると、それだけで年24万円が固定費になる。 普通車の場合、年60〜70万円が維持費の実態だ。
費目ごとの金額と、普通車・軽自動車の年間合計を整理する。
維持費の全費目一覧
| 費目 | 普通車(1.5L) | 軽自動車 |
|---|---|---|
自動車税 排気量で決まる。13年超は約15%加算 | 30,500円(1.5L以下) | 10,800円 |
自動車重量税 車両重量で決まる。18年超で加算 | 約16,400円/年(車検時に2年分まとめて) | 約5,000円/年(2年分まとめて) |
自賠責保険 強制加入。改定あり、最新額を確認 | 約8,600円/年(24ヶ月分÷2) | 約6,300円/年(24ヶ月分÷2) |
任意保険 等級・年齢・車種で大きく変わる。30代・ゴールド免許で安くなる | 6〜15万円/年 | 5〜12万円/年 |
駐車場代 自宅に車庫がある場合0円。都市部では月2〜4万円超も | 0〜24万円/年(月0〜2万円) | 0〜24万円/年 |
車検費用(2年に1回) 車両状態・業者によって大きく変わる | 12〜25万円(2年分)→6〜12.5万円/年 | 8〜15万円(2年分)→4〜7.5万円/年 |
ガソリン代 走行距離・燃費・ガソリン価格で変動 | 12〜18万円/年(年1万km・燃費15km/L・180円/L想定) | 9〜14万円/年(燃費20km/L想定) |
消耗品(タイヤ・オイル等) タイヤ交換(4〜6年に1回・2〜10万円)、オイル交換(年1〜2回・5,000〜10,000円) | 3〜8万円/年 | 2〜5万円/年 |
※ 2026年時点の目安。税額・保険料は改定がある。実際の金額は各自で確認する。
年間維持費の合計シミュレーション
普通車(1.5L)地方・自宅駐車場
自動車税3.1万+保険8万+車検7万+ガソリン15万+消耗品5万
普通車(1.5L)都市部・月2万円駐車場
上記+駐車場24万円
軽自動車・地方・自宅駐車場
自動車税1.1万+保険6万+車検5万+ガソリン10万+消耗品3万
軽自動車・都市部・月1.5万円駐車場
上記+駐車場18万円
都市部の普通車は「第3の家賃」になりうる
月2万円の駐車場+普通車の維持費で年60〜70万円 = 月5〜6万円。交通網が整っている都市部では、カーシェア・タクシーへの切り替えで固定費を大幅に削減できるケースがある。
削減できる費目と削減方法
任意保険を見直す(年1〜5万円削減)
同じ補償内容でも保険会社によって年5〜7万円の差がある。等級が高い(無事故歴が長い)人ほど見直し効果が大きい。年に1回は比較サイトで確認する。
車検業者を比較する(年1〜5万円削減)
ディーラー車検は割高なケースが多い。車検専門店(ホリデー車検・車検の速太郎等)や整備工場への持ち込みで費用が下がることが多い。ただし信頼できる整備士を選ぶことが前提。
ガソリンはカード払いでリッター5〜10円安くなる
石油会社系クレジットカードやガソリンスタンドのポイントカードで、実質リッター5〜10円安くなるケースがある。年間1万km走行なら年5,000〜10,000円の差。
「車を持つコスト」を月額換算すると
維持費を月額換算することで、スマホ・サブスク等の他の固定費と比較しやすくなる。
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